2017年2月19日日曜日

サラダがもたらす「死の危険」? 健康的な食品が肥満を招く2つの理由 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

サラダがもたらす「死の危険」? 健康的な食品が肥満を招く2つの理由 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン):

 今回はダイエット中の方に気をつけてもらいたい、サラダを食べさえすればダイエットになると単純に考えない方がいいということを、Peter Ubel氏の記事を元に考えてみたいと思います。実は自分も2年ほど前に人間ドックで「特定保健指導」に引っかかってしまい、ダイエットを経験したことがあります。ちなみに、特定保健指導は平成20年度から始まった制度で、メタボリックシンドローム予備群として、食事や運動の状況を記録して定期的に保健師さんの面談を受けるというものでした。そのダイエットの中で、当然サラダは低カロリー食品として積極的に摂っていたことを思い出します。そんなサラダがダイエットに必ずしも良くないのは、Ubel氏の元記事のよれば2つの理由があるのだそうです。

 まず最初に、サラダは思った以上に高カロリーなんだということです。例えば、米アップルビーズ(Applebee’s)で提供される「グリルド・チキン・シーザーサラダ」は、アメリカのレストランだからなのか、サラダといえどボリュームもカロリーも多めで800キロカロリー以上もあります。そうでなくても、サラダにかけるドレッシングやマヨネーズは油を使っているので意外にカロリーがあり、100グラム当たりでごまドレッシングだと533キロカロリー、マヨネーズだと703キロカロリーもあり、たくさんかけてしまうと全然ダイエットにならなそうですね。

 それ以上に大きな問題は、サラダを食べることによって、あなたの体が脳を「だます」ことになってしまうことです。実際にはそのサラダが高カロリーなのに「サラダはヘルシー」と信じ込んでいるとすれば、脳は胃に対して「まだ満腹ではない」と思い込ませてしまうのです。ヘルシーとか低カロリーと思って食べているとき、私たちは満腹感を得られないようになっているのです。これについては実験結果があり、米国のある研究チームが大学生を対象にクッキーと満腹感に関する調査を実施しました。半数の学生には「タンパク質と繊維質・ビタミンが豊富でヘルシー」なクッキーだと伝え、残る半数には「砂糖と脂肪分・糖質がたっぷりで高カロリー」と伝えた上で、同じクッキーを食べてもらったのです。するとクッキーを食べてから45分経ってから空腹感について尋ねられた学生たちは、ヘルシーだと思ってクッキーを食べたグループの方がより空腹を感じていたのだそうです。

 元記事でUbel氏が言われているのと同じように、自分も空腹というのはいつも身体が教えてくれるものだとばかり思っていました。しかし、確かに通常の空腹は身体が「栄養が足りていない」と教えてくれるのですが、せっかく食事を摂ってもそれがヘルシーな食事だった場合、潜在意識の働きによって頭が空腹を教えるメカニズムが働いてしまうのです。日本のような裕福な国では、本当の意味での飢餓というのは少なく、どちらかといえばダイエットや健康志向など、意図的に作られた飢餓が幅を利かせています。そして、そんな ダイエットの敵=空腹 をもたらす最も重要な臓器は、実は「脳」だったのです。

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