2017年3月3日金曜日

本当は灰色なのにイチゴが赤く見えてしまう錯視画像が話題沸騰中 - GIGAZINE

本当は灰色なのにイチゴが赤く見えてしまう錯視画像が話題沸騰中 - GIGAZINE:

 今回はちょっと軽い話題ですが、Kaleigh Rogers氏の記事の日本語訳記事を元に、面白い写真を見て見ましょう。ちょうど2年前くらいに同じ色の服なのに人によって違う色に見えるドレスが話題になりました。目の錯覚、いわゆる「錯視」と呼ばれる現象の一つでしたのですが、今年は赤を使用していないのにイチゴが赤く見える錯視画像が話題になっているのだそうです(↓)。画像の投稿はカリフォルニア大学ロサンゼルス校の神経科学者Matt Lieberman(@social_brains)氏ですが、元の画像は立命館大学教授の北岡明佳(Akiyoshi Kitaoka(@AkiyoshiKitaoka))氏のものだそうです。

 確かに、どこをどう見てもイチゴが赤い! これは本当に赤色の成分が入っているんじゃないかと思いますが、右側に配置されたグレーの四角はイチゴに使用されている色を白色背景の上に置いたものだそうで、こっちを見ると一体どこが赤なのかというくらいのグレーです。この現象は錯視の中でも「色の恒常性」と呼ばれる類のもので、同じものはいつも同じ色に認識できるように、当たっている光の色を脳の中で差し引いているということなのです。この画像の場合、イチゴに当たっている光に青色成分が入っていると判断して、青色を差し引く補正が脳内で行なわれるためにその補色である赤に見えてしまうということです。

 自分は最初、この画像のイチゴが赤く見えるのは「イチゴは赤いもの」という先入観が原因ではないかと思いました。でも同じ「色の恒常性」を示す北岡氏による次の画像(↓)でも、やっぱり左側の旗の「R」と右側の旗の色は赤く見えませんか。自分はこの旗がもともと何色かなんて知りませんでしたが、それでもやっぱり赤く見えます。

 そういえば、よく対人関係の話などで「先入観を持つ」ことを「色眼鏡を掛ける」という例え方をします。この言い方、自分は例えば青色のメガネを掛けて見ると本当の色より青く見えるという意味だとばかり思っていました(実際に対人関係の教訓として「色眼鏡」と言われる場合は、そういう使い方が多いような気がします)。しかしホンモノの「視覚」は、青いメガネをかけるとその「補色」である赤みがかって見えるのが正解ということでしょう。そう思って「色眼鏡」の例えに戻ってよく考えると、例えば「この人は冷たい人だ」という色眼鏡をかけて見ていた人がある時ちょっと優しい言葉をかけてくれると、元々の先入観のぶん余計に暖かい人に感じるということがあります。男女の間でも、キャリアウーマンだから包丁なんか握ったこともないだろうと思っていた女性の思わぬ家庭的な一面を見たときとか、やんちゃなでチャラい男性の思わぬ真面目な一面を見たとき。それまで掛けていた色眼鏡によって「色の恒常性」の錯視が起き、恋に発展するなんてお話は溢れていますもんね。

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