2018年5月31日木曜日

成長は変化。最終的に元に戻ったとしてもそれも成長だ

『成長』の概念への再考 ~新しい認識に向かって~ | METHOD NETWORK【メソード ネットワーク】:

 今回はブログサークルで互いに切磋琢磨させて頂いているトニーマサキ氏の記事を元に、成長とは何かという話題です。自己実現とか成長というのは人生における大きな目標で、昨日の自分よりも今日の自分、今日の自分よりも明日の自分が成長できるようみんな毎日を懸命に生きています。

 そんななかでトニーマサキ氏の言われているのは、成長は一概に「プラス」だけだとは限らないんじゃないかということです。「昨日の自分+α=今日の自分」というように、プラスアルファをどんどん付け加えていくことがすなわち「成長」だというのはなんだか違うんじゃないかと。

 元記事を読ませて頂いて、自分は「マイナス」することが「成長」というケースもあるんじゃないかと考えました。例えば、禅とか宗教的な修行の世界。煩悩を断ち切ったり、余計な考えをそぎ落としていくことで高みに登っていこうという精神世界があります。他にも例えば、デザインの世界。余計な装飾をそぎ落として、シンプルさを追求していくことでスタイリッシュさを獲得する。必ずしもプラスすることだけが「成長」ではなく、マイナスすることが「成長」という世界はたくさんあると思います。そういう意味では、「変化」こそ成長ではないかと。プラス方向なのかマイナス方向なのか分かりませんが、成長とは昨日と同じ場所に止まらず歩みを進めること、それこそが成長だと思います。

 しかしトニーマサキ氏の記事は、さらに先を行きます。「プラス・マイナスという成長の尺度ではなく、『ただ、そこに在る自分』を感じ取れること」が大切だと。そうです、自分の考えではプラスかマイナスかはあるにしてもどちらかの方向に進むことが成長だと考えていましたが、トニーマサキ氏はその場で動かないこともまた重要なんだと。言葉を借りるなら「幸せを求めて長い間旅をしてきた。幸せを探し求めて遠い旅に出た。ところが、幸せは、自分のポケットの中に既に入ってあった」。

 世界中を旅した人が「やっぱり日本が一番だった」と言ったり、そこまでの経験でなくても、旅先から帰った時に「やっぱりうちが一番だ」と言う一言が漏れたり。そんな経験は誰にもあると思います。しかし、それはじっと日本にとどまっていたら、じっと家の中にとどまっていたら、出てこなかった感想じゃないかと思うのです。世界中を見聞きしてきて、旅先を楽しんできたからこそ、それとの比較で実は自分の元の場所はとても素晴らしかったんだと気づく。これも成長だと思うんです。つまり、実は「その場で動かないこと」ではなく、「動いた結果として元の場所に戻ってきた」ということもまた成長ではないかと。

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