2018年10月1日月曜日

五輪ボランティアに応募してくれるなという応募フォーム

むずかしすぎる!五輪大会ボランティア応募フォーム

 この山ちゃんウェブログで、東京オリンピック・パラリンピックのボランティアの募集が国家総動員体制のようだという記事を書いたことがありました。今回は、そもそもボランティアに来て欲しいんだろうかという話題です。元記事は、Yahooニュースの神田敏晶氏の記事です。

 募集している大会ボランティアは8万人(組織委員会)、都市ボランティアは3万人(東京都)と言われていて、先の9月26日から正式に募集が始まりました。
(1)大会ボランティアの応募→こちら
(2)都市ボランティアの応募→こちら
しかし、このボランティア応募フォームが本当に募集する気があるのかと思うほど酷いというのです。

 いざ、応募をしようとすると英語のページが表示されます。ボランティアに英語は必須だと言いたいのでしょうか。かろうじてフォームにたどり着いて、隅の方にあるボタンを見つけた人だけが日本語に切り替えることができます。Facebookアカウントでログインできますが、名前などの基本情報が引き継がれるわけではないので、何のためのログインなのか不明です。

 アスタリスク(*)がつけられた項目は必須入力ですが、例えばパートナー企業に発行される特別コードも必須になっています。実は、コードを持っていない人は2020と入力しなければなりません。開催年の2020年に掛けているのかも知れませんが、なぜ空欄じゃダメなのでしょう。TOEICの点数も必須です。こちらは受けたことがない人の入力方法がないので、TOEICすら受けたことがない雑魚は来るなというメッセージかも知れません。

 当てはまる選択肢がない場合は、プルダウンを一番下までスクロールして「なし」を選ぶ必要があります。例えば、障害者スポーツをやったことがない人は、経験のあるパラリンピックの競技を選ぶ欄で、プルダウンを延々と最下までスクロールさせる必要があります。生年月日の入力は、1年ずつクリックしてカレンダーをめくらないといけないので、50歳の人は50回クリックしないといけません。横着してYYYYMMDD方式で入力しようとする人は、このように(↓)選べなくなってしまいます。

 何とか全項目を入力し終えても、大抵は入力の不備が残っていて、そんな場合はこんな風にエラーが表示されますので、全て [×] ボタンで閉じていかないと次の操作をすることはできません。

 このボランティア応募フォームの仕様を見ると、個人的には、これはもしかして強制的ボランティアとして正当な報酬なしで作らされたものではないかと疑いたくなってしまいます。入力フォームの端々から、絶対ここに来るな、来たら不幸になるだけだぞという、先人のダイイングメッセージのような雰囲気を感じてしまいます。もしそうではなく、うっかり不親切なフォームになってしまっただけだとしたら、残念ながら、これを作った人はITエンジニアを名乗る資格はないでしょう。もし会社として請け負った仕事なのだとしたら、誰もチェックしていないということですから、そもそもITではない会社なのでしょうし、発注者側もザルだということのようです。このフォームで募集した結果、8万人ものボランティアが集まるのかどうか、なりゆきをウォッチしたいものですね。

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